wonder-papillon.air-nifty.com > Album06 LEITZ HEKTOR 73mmF1.9

Leitz Hektor73mmF1.9は,レンズヘッドが外れるタイプと外れないタイプがある。これは外れないタイプなので一眼レフではマクロ専用となる。このレンズはヘッドが外れるタイプの1/3程度の価格で販売していたので,分解してマウントを加工するつもりで購入したが,今のところ加工まで踏み切れないでいる。このレンズは軟調描写が特徴で,ソフトフォーカス的に使用する人が多い。そのせいか,ヘクトールと言えば軟調描写の代名詞のようだが,どういう訳か,このレンズは拍子抜けするくらいシャープだ。さすがに,絞り開放でマクロだと相当ボケボケだが,F1.9だと最新のレンズ以外はみんなそんなものだ。少し絞るとマクロレンズとして通用するくらいシャープに写り,開放でも絞っても実に美しい。美しすぎるくらいだ。実は軟調描写を期待して購入したのだが。3本のヘクトールはいずれも発色が濃厚で,立体感のある描写は,現代にない独特のものがある。しかし,逆光に弱いのと,時にハイライト部に光が滲む欠点があるが,見方によってはこれも美しい。