EOS 5D,Leitz Hektor 200mmF2.5,開放
2009年9月,八ヶ岳山麓にて
このヘクトール200mmF2.5ですが,大口径望遠レンズの例に漏れず,ピントが極端に浅いです。ちょっとピントが外れると大きくぼけるので,ピンぼけ写真量産型のレンズです。ところが,不思議なことに,ピントを大きく外してもあまりボケません。
背景がおおざっぱな場合,形を残してきれいにボケ,独特の描写です。ところが,背景が細かいと非常にうるさいボケになります。ハイライト部は美しく滲みます。私の所有するレンズの中では,Kodak AERO-EKTAR 7Inch F2.5とならんで秋の風景を美しく切り取るレンズの双璧です。滲み系のヘクトールと,スッキリ系のエクターという使い分けですが,両方ともヘビー級のレンズなので,2本を同時に持ち歩くことはありません。