wonder-papillon.air-nifty.com > Album08 自作虫の目レンズ

自作虫の目レンズは,CSマウントの監視カメラ用レンズDAIWON DW1634M F1.4 とZUIKO 38mmMACROF2.8を組み合わせて作成した。リレー光学系のZUIKO 38mmMACROF2.8は定評のあるレンズだが,肝心のマスターレンズDAIWON DW1634M F1.4は韓国製の正体不明の安レンズ。ハッキリ言って像はかなり甘い。f=1.6-3.4の魚眼ズームだ。このクラスのレンズは,まともなものは大変高価なので,いきなり自作用の部品に使うのは怖い。まずはこのような安レンズで実験するに限る。マスターレンズもリレー光学系もネジ込みで取り付けているので,はずせば完全に本来の用途に使える。また,マスターレンズやリレー光学系を他のものと交換するだけで,描写の異なる虫の目レンズが出来る。早い話が,自作と言っても実際に作ったのは異なる規格のネジ同士を接続する部分だけだ。作り方は,まず,マスターレンズDAIWONの空中像がレンズのマウント部から12.5ミリ後方にできるはず。その空中像をリレー光学系(マクロレンズを使用)で撮影するので,リレーレンズの先端から最短撮影距離より若干長めの距離をプラスした接写リングのようなものを作ればよい。その材料として,Cマウントの接写リングセット=Extension Tubeを購入した。それは,4つの長さの異なるチューブ(40mm,25mm,10mm,5mm)と4枚の暑さの異なるリングからできており,それらの組み合わせで拡大率を変えるようになっている。このチューブとリングは口径が25.4ミリしかないので,リレーレンズの先端のねじに取り付けられない。リレーレンズZuiko20mmと同38mm,同80mmは,ツインフラッシュ取り付け用のねじが切ってあり,それが49ミリとなっている。49ミリのチューブを購入しても良いが,製品が見あたらなかったので,銀塩時代に使用したモノクロ用のフィルターからガラスを取り外し,フィルター枠のみをつないでパテ型接着剤で枠を囲むように接着し,周囲にシボを入れた。マスターレンズを接写専用とする場合は,カメラにジカに取り付けるようCマウントーM42マウントアダプターを購入したので,上記の枠にアダプターをステップダウンリングを加工してねじ込めばよいが,撮影時にはマスターレンズを絞り込むので,枠とアダプターの間に,もう使用しなくなった(フラッシュ本体は山でなくしてしまった)Olympus OM用のツインマクロフラッシュ取り付けリング(Olympus MACRO FLASH SHOE RING)を挟み込んだ。ところが,フラッシュ取り付けリングの先端にはねじがないので,先ほどのパテ型接着剤でエイヤーと接着した光軸が少し狂ってしまったが,使用上はあまり問題はない。フラッシュリングをはずせばねじ付けなので光軸は狂っていない。
それを全部つないで撮影レンズの完成。このレンズで「デカ鼻写真」に挑戦しようとしたが,あまりにも異様な姿に我が家の愛犬は逃走してしまった。