wonder-papillon.air-nifty.com > Album22 COSMICAR 12.5mmF1.4(Cマウント)

普通,PENTAX/COSMICARのダプルブランドで監視カメラなどのCCTVレンズとして有名だが,一部では35mmカメラの海外グランドでもCOSMICARというレンズもある。これらが同一メーカーなのか私は知らないが,CCTVレンズはPENTAXとあるので,現HOYA,旧旭光学系なのだろう。今まで,私はこれを「コスミカール」と呼んでいたが,どうやら「コズミカ」が正しいようだ。と言うことは,NIKKORはニッコ? そんなことはないか。

本レンズに話を戻す。
実はこのレンズ,14,000円で入手した。別に0を一つ付け間違えたわけではない。以前,これと同スペックのレンズが500円で販売されていた。黒鏡胴の寸胴のレンズで,よくあるCCTV用のものだ。

ところが,このレンズはスペックは同じでも全くの別物。と言っても,光学系が別かは分からない。別なのは見かけ。外見はROLEXのホワイトゴールド仕上げのような美しさ。E-P1のテカリが安っぽく見えてしまう。手に取ると,ライカのズマリットの様にズシリと重い。ピントリングの動きは適度に粘りがあり,かつスムーズ。それに,いかにも「広角」ですと言わんばかりの巨大な前玉。このレンズ,唯一気に入らない点は「COSMICAR」の刻印だ。これでは「私は安レンズです」と宣言している様なもの。このレンズには「Angenieux」あるいは「Schneider」の刻印が相応しい。何のためのレンズか分からないが,この人相風体では監視カメラ用ではなさそうだ。造りの良さと,仕上げの美しさはまさに「Angenieux」級。一応,TELEVISION LENSと刻印されているが,昔の16mmムービーレンズの出で立ちだ。おまけに,E-P1に実によく似合う。こうなるとマウントアダプターが無粋で邪魔だが,これはやむを得ない。そのうちもう少し気の利いたデザインのアダプターが出たら買い換えよう。