wonder-papillon.air-nifty.com > Album20 MINOLTA ZOOM 2.2-4.0:1

このとんでもないレンズ,あのキヤノンのサンニッパがまるで子どもに見える。その名はMINOLTA ZOOM XGA/SXGA 2.2-4.0:1CHRISTIE DEGITAL SYSTEMS と言う。本体には絞りもピント調節のヘリコイドもない。レンズ後群のネジが62mmだったので,62-58のステップダウンリングをねじ込み,ノボフレックス ノフレクサーに付属していたP58アダプターを介してM42ヘリコイドシステムLに繋いで,M42-EOSアダプターで5Dに取り付けるようにした。ネーミングのCHRISTIE DEGITAL SYSTEMSはデジタルシネマシステムのようだ。このお化けレンズ,重量6kg,三脚の台座もなければ,ストラップもない。完全手持ち撮影しでしか撮り様がない。5分も撮影していると手が震えだし,まともにピント合わせできなくなってきた。撮影とボディービルが同時にできるメリットはあるが,実用性はほとんど無い。この手の個性派レンズは描写のクセを活かすため,無理しても撮影する意味がある。しかし,このレンズの描写は…
さらにこのレンズ,焦点距離や開放F値等の表示は一切無い。最初,レンズ名にあるMINOLTA ZOOM XGA/SXGA 2.2-4.0:1 CHRISTIE DEGITAL SYSTEMSの2.2-4.0:1をF値と勘違いした。そのため,焦点距離100〜200mmくらいのズームと判断した。ところが,EOS-5Dに取り付けたところ以外にも35〜70mmくらいのズームだった。と言うことは,開放F値は…? SIGMATEL135mmF1.8開放でシャッター速度1/2500のところ,このレンズで1/6400が切れた。
肝心の画質は,ピントが合った部位は相当なシャープネス。発色もニュートラルでごく普通の写り。大きなボケを活かす以外に利用価値は少なそうだが,これが意外にもボケない。このレンズ実用性はともかく,人目を引くことは間違いない。なによりもたった5000円だし。