wonder-papillon.air-nifty.com > Album14 FL-F 300mmF5.6

 人工結晶蛍石を採用した写真レンズは1968年に旭光学がUltra-Achromatic-Takumar 85mmF4.5を,1969年にCanon FL-F 300mmF5.6を発売した。この手の特殊光学系としては元祖のレンズだ。Ultra-Achromatic-Takumar にも300mmF5.6がある。
U-A-Takumarの85mmは全く目にしていないが,仮にあったとしてもとんでもない値段のようだ。300mmF5.6の方は1度見たことがあるが20万円近い価格だった。一方,CANON FL-F 300mmF5.6にお目にかかったのは今回で3回目。1回目は数年前で3万円だった。その時は古いレンズの割に高い思って手を出さなかったが,どうやらそれはバーゲンプライスだったようだ。2回目は十数万円したのでスルー。
今回は5万円だったので迷わずゲット。レンズ7枚中2枚にフローライトを使っているだけあって,ファイダーを覗いただけでも解像度の高さが伺える。それに200mmかと思うほどコンパクト。鳥撮りに威力を発揮しそうだ。
 描写は,古いレンズにしてはスッキリとしてシャープで現代的な写りだ。しかも,カリカリにシャープではなく,シャープな中にも柔らかさがある。ハイライト部分には光が滲んで美しく,この点はクラシックな描写だ。