wonder-papillon.air-nifty.com > Album10 KODAK EKTAR 80mmF2.8(ハッセルブラッド1600マウント)

エクター80mmF2.8は,巷では「素晴らしくシャープ」,「甘い」と異なる二つの評価がある。ただし,「コントラストが低い」という評価は共通しているようだ。モノクロで撮影された昔の作品などを見る限り素晴らしいレンズというイメージがある。ハッセル最初期の標準と言うこともあり,人気も高いようだ。「甘い」,「コントラストが低い」という評価のクラシックレンズはデジタルで撮影すると写りが一変することがある。また,その逆もある。実写の結果ではビックリするほどシャープではないが,古い大口径標準レンズの開放としては立派だと思う。少し絞ると像はグッと引き締まる。解像度はそれほど高くないのでポートレートに向きそう。発色もクリアで上品。コントラストは絞り開放からしっかりしている。やはりフィルムとデジタルではレンズの個性が変わるようだ。大口径レンズによくあるハイライトの滲みはごく少ない。
薄曇りの天候だったので,晴天ではまた変わるかも知れない。最新レンズのカリカリ描写とは明らかに異なる上品な描写だ。