ZUIKO ATO-FISHEYE 16mm F3.5
モノコートの古いレンズを中古で購入した。
OMレンズの価格改定前に中古で購入したが,かなり安かったと記憶している。
その後,中古価格が急騰したのでラッキーだった。
銀塩時代は切れる様なシャープなレンズという印象だったが,デジタルだと芳しくない。
モワーッとした絵だ。
銀塩レンズはデジタルだと望遠系は良い画像だが,画角が広くなるとどうも芳しくない。
撮像素子がバケツで水を受ける様な仕組みなので,画角が広くなるほどバケツの縁でケラれてしまうようだ。
そのため,テレセントリック光学系が重要視される様になった。
確か,フォーサーズ企画はそれで誕生したと記憶している。
ところが,RAWで撮影した古い画像を新しい現像ソフトで現像すると画質が著しく改善しているのに驚く。
PLANAR 35mmやZUIKO 21mmなど,開放ではベス単調の絵だったのが,ビックリするほどしっかりした絵に仕上がり驚いた。
ところが,FISHEYEともなると,多少良くなったが,あいかわらずモワーッとした仕上がりのままだ。
それに,意外なほどピントが浅い。
これも,今後の現像ソフトの進歩で良くなるのだろうか。
また,クラシックレンズの場合,EOSで撮影すると,絞り開放で撮影すると正常だが,絞り込むと露出オーバーとなり,色味も薄くなる。
フォーサーズで撮影するとどの絞りでも正常な仕上がりだ。
EOSとフォーサーズでは露出制御の仕組みが相当違う様だ。
写真1枚目,絞り開放。
写真2枚目,F16。
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