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2013年6月28日 (金)

2本の135mm F1.8 その2 Spiratone Telephoto YS 135 F1.8 by SUN(?)

SPIRATONE TELEPHOTO YS 135mm F1.8

レンズ銘は上記のとおり。
昨日紹介したAUTO WELTBLIC 135mm F1.8も,SPIRATONE 135mm F1.8 としても販売されている。
Coverimage_mg_1218
これが昨日のレンズ,AUTO WELTBLIC 135mm F1.8。
重量は,我が家の体重計(^_^;)で計ると800g。
_3124449
こちらが今日のレンズ,SPIRATONE TELEPHOTO YS 135mm F1.8。
こちらは,1200g。
デザインも,重量も全く別物。
あるサイト(http://forum.mflenses.com/viewtopic.php?t=5948&start=30)によると
Spiratone
左が今日のレンズ,右が昨日のレンズということらしい。
それでは,今日のレンズの作例。
8bdt1122
F1.8。機材:EOS 1Ds。
8bdt1127
F4。機材:EOS 1Ds。
8bdt1134
F1.8。機材:EOS 1Ds。
8bdt1141
F4。機材:EOS 1Ds。
 
このレンズはYSマウントだ。
YSマウントはSIGMAとSUNで製造している。
SIGMAはSIGMATEL YS 135mm F1.8という,紹介した2本とは全く別物のレンズを製造しているので,このレンズはSUNの製造と判断しているようだ。
ただし,SIGMAは異なる設計の135mm F1.8を製造している。
SIGMA XQ はレンズの最大径70mm,重量940g。
SIGMA YS は同80mm,765gだ(クラシックカメラ専科№38)
どちらも今日紹介するSPIRATONEとは一致しない。
_3124457
上の写真はSIGMATEL YS 135mm F1.8。
SIGMATELはフィルター径77mm(上記2本は82mm)という非常にコンパクトなレンズで,銘玉として非常に効果に取引されているSMC PENTAX-A 135mm F1.8のベースとなったとされる。
件のサイトによると,
Sigmatel
ということで,確かにPENTAXはSIGMAの改良型と言えなくもない。
 
このPENTAXをはじめ,最近のZEISS 135mm F1.8はいずれも10万円以上の高値なのに対し,今回のSPIRATONEはたったの2万円でゲット!
新品同様だとそれなりに高価だが,おおかた2〜3万円で入手可能なB級ブランドレンズは写りもすばらしく(逆光には弱い),レンズの作りも重厚で決して安物のレンズではない。
この時代の135mm F1.8は設計製造が同一のレンズが多くのブランド名を冠して多数出回っているほか,設計製造の異なるレンズも少なくとも5種類ある。
異なる設計で同一名だったり,同じ設計で別名だったりとややこしいが,これだけ多くあると言うことは,当時海外では相当人気があり,製造メーカーももてる技術の粋を投じて作ったのだろう。
大変失礼だが,当時のMITAKE,SUM,SIGMAは安かろう悪かろうの安物レンズを製造しており,日本では不人気だったようだ。
おそらく,これらのメーカーは技術がないのではなく,カメラメーカー純正品との対抗上の営業戦略として価格勝負をしていたのだろう。
気合いを入れればカメラメーカーでは作れないようなこんなレンズも作れたのだ。
ちなみに,SIGMAは現在では第一級の品質のレンズを多数市場に供給している。
残念ながらMITAKEとSUNは現在は倒産したか,もしくはブランドが海外へ売られてしまったようだ。

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