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2011年10月27日 (木)

線量計3機種の比較

手元にある線量計3機種を比較してみた。
1 DP802i 0.08μSv/h
2 PA-1000 Radi 0.88μSv/h
3 RDTX-PRO 0.08μSv/h(0.85μSv/h)
意外にも3機種とも近い数値で,3回ほど測定した結果それぞれ大差なかった。
また,特定の機種が高いとか低いとか言うことも特になかった。
結果から見て,どれも実用性は十分にありそう。

1番目のDP802iだが,筐体が悲しいくらいチャチで,しかも臭い。
ところが,測定値は一番安定していて数値の変動はゼロ。
中国製と言うこともあり,世間での評判は芳しくないが,実用性はあると思う。
まず,精度だが,この機種の特徴として,数値が0.08→0.10→0.11→0.04→0.18と表示され,その中間は表示されないように設定されている。
だから数値の変動が少ないわけで,中間表示ができればもっと数値が変動するはずだ。
私の場合,30秒以上数値が動かなければ「安定」と見て数値を読むようにしている。
また,この機種は電源の投入直後は数値の変動が激しく使い物にならない。
ところが,数分放置すると数値が安定し変動が少なくなる。
この様な特徴(癖)を理解すると十分実用性があると思う。
上記のように,表示の刻みがおおざっぱなので,数値が殆ど動かない。
この機種の癖を理解して使えば,何度も測定して平均をとる必要は無いように思える。

2番のPA-1000 Radiは,実質的にはもっとも数値が安定している。
測定に30秒かかるが,何度測定しても数値の変動が少ないのでこの機種も1回の測定でも良さそう。
他の機種のような様々なモードや演算機能もなく,内容的にはお粗末だが,線量の測定という点ではDP802iのような癖もなく,RDTXのような変動もなく,誰にでも簡単に扱える。
一部ネットでは,PA-1000は原子力普及を目的に開発された機種で,測定値に0.7を掛けて過小表示するので信用できないというような書き込みがあるが,少なくともこの固体の測定結果を見る限りにおいてはそのようなことはなく,信頼性は非常に高く,3機種中では一番と思う。
何より,行政で多く使用しており,行政の公表値と比較できるし,捜査も単純明快なので初心者向き。
別売の放射線測定キットを購入すると食品の線量も簡易測定できる。
この3機種の中ではダントツで高価だが,それだけの価値はある。

3番目のRDTX-PROは,iPhoneに接続して使用する。
表示はiPhoneのアプリで見るというものだ。
また,この機種はiPhoneの位置情報を利用してネットの地図で情報を共有でき,ツイッターなどにも投稿できる。
この様な特徴から,個人ユースとして様々な使い方ができそう。
それほど精度を必要としなければ一番のお勧めだ。
前記2機種はいずれも職場の線量計だが,この機種のみ私の私物。
信頼性を検証するために職場の機種と比較したしだいだ。
ただ,ろくな取説も付いておらず,使い方がよく分からない上,時々反応しなかったり,たまにやたら大きな数値が出たり,あくまでも個体差かも知れないが,この3機種の中では一番不安定だ。
最近発売されたばかりの製品なのでまだβバージョンといったところか。
今後の改良に期待したい。
また,この機種は室内だと電気製品の影響を受けたりして高い数値が出やすいので屋外専用と言える。
屋外でも周囲に電気製品など無いことを確認して使用する必要がある。
そのようなわけで,現在のところこの機種は必ず数回測定して平均をとるか異常値を除外するなどの必要がある。
今回は,iPhoneのデータ共有モード(タイマーモード)で測定しており,表示は0.08μSv/hとなっているが,データを地図上に共有すると0.085μSv/hと表示される。
ディスプレーモードではコンマ3桁表示なので,0.085μSv/hが正しい数値と思う。

機材:iPhone3Gs
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