様変わりする別荘地
満天の星が降る街がキャッチフレーズの原村。
毎年「原村星まつり」に天体ファンが押しかける。
施設天文台を構える天文ファンまでいる。
以前の別荘地は山の環境を維持しながら家を建てていたので自然の風景にとけ込んでいた。
そのかわり,薄暗く寂れた印象がある。
それが,新しい別荘ができるたびに開発が進んで開けてきた。
八ヶ岳の環境変化を危惧してか,田中知事時代,「別荘の木を切らない,別荘地に自生する植物以外は植えない」という看板があちこちにあった。
知事が交代すると看板は撤去され,別荘地の開発は一段と進んだ。
新しく開発された別荘地は,自生の植物を完全に伐採し,更地にして販売されている。
多くの庭は芝生に覆われ,栽培植物が植えられている。
もともとあった木々は暖炉の薪にされている。
昔と比べ,別荘地は明るくきれいになったが,開発された別荘地は夏は暑い。
昔ながらの別荘地はあいかわらず涼しい。
この環境変化で八ヶ岳山麓にも低地の植物や外来帰化植物,栽培品種などが自生するようになった。
別荘地で快適な生活を追求すると山の環境は壊れてしまう。
機材:EOS-5D,ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF2,絞りF4
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