ZUIKO AUTO-MACRO 90mmF2
ライカ判のマクロレンズを代表する点ずと言っても過言ではない。
プロアマを含め,多くの愛用者を持つレンズだ。
私は100mmF2から買い換え(中古)た口だが,100mmを手放したのは失敗だった。
90mmも万能レンズで,通常撮影でも第一級の画質だが,100mmも万能レンズでマクロ域でも題意旧の画質だ。
この2本は入れ替えになったので,同時に撮影したことはないが,脳内の記憶の中では100mmの方が発色が良かった気がするのだ。
高名な90mmへの期待が大きかったせいかもしれない。
実際は差がないのかも。
ただ,買い換えた当時は90mmの方が評価は高く,中古価格も90mmの方が上だった。
その後,100mmの評価がやたら高くなり,中古価格も100mmの方が高いことが多い。
しかし,2本とも中古価格では同クラスの最新レンズよりずっと高い。
90mmは以前中古で購入したより今の方がずっと高く,特にマクロでもない100mmの価格は90mmと同等以上でまさに異常だ。
100mm出物を差がしているが,高すぎて買えない。
この失敗で,以後レンズは買い換えではなく買い足しをする様になった。
そんな90mmレンズだが,最近では便利さに負けてマクロでもズームを使うことが多くなった。
特に,フォーサーズの標準ズームは素晴らしく,マクロレンズの必要性を感じなくなってしまった。
今回,久々に以前の画像を現像してみたが,やっぱりズームとはひと味違う。
骨折の影響で山に撮影に行けず,古い写真を見直しているが,あらためて古いOMレンズの優秀さを見直している。
デジタルの初期にEOSで撮影しIBで現像するとボケボケなのでやっぱりダメだと思っていたが,最新のDPPで現像するとじつにいいのだ。
このレンズはIBでもシャープだったが硬すぎない。開放では撮影条件によりハイライトの輪郭にに微かに青く滲み,それがまたいい味を出していた。
写真1枚目,絞り開放。
写真2枚目,絞りF4。
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