米軍機
E-P1とMF望遠レンズの組み合わせは使い勝手が悪い。
カメラの液晶パネルではピントの山がつかみにくい。
光学ファインダーと異なり動体を追尾しづらい。
使いこなしに慣れが必要だ。
加えてこのNOFLEXAR 200mmの画質がイマイチ。
NOFLEXARレンズの画質は昔から定評がある。
私が所有している中でもNOFLEXAR 600mmF8は特に素晴らしい。
とてもシャープでコントラストも高い。
高価なEDレンズなど必要ないと感じる。
まあ,必要だとしても数十万から100万円近いレンズなどとても買えない。
NOFLEXAR 280mm F5.6は絞りバネ前後のレンズに油ハネが著しく,ジャンク扱い6千円ちょっとで購入したレンズだがこれも同様に素晴らしい。
T-NOFLEXAR 400mmF5.6は上記2本と比べると若干先鋭度が落ちるが必要にして十分な画質だ。
それに比べてこのNOFLEXAR 200mmF3.8は絞り開放では画面がしらける。
また,ハイライト部の滲みが著しい。
おまけに発色は濁り気味。
不思議なことに,このレンズはガラスの透明度が素晴らしい。上記3本はガラスの透明度はあまり良くない。
特に280mmは油は根で最悪だ。
ガラスの透明度と写真の抜けの良さが反比例した恰好だ。
また,200mmはコーティングも濃いめのパープルで,他のレンズのコーティングが薄いのと大違い。
いかにも写りそうなのに不思議だ。
写りの悪さはこの個体の特性なのか,それとも200mm全体で共通なのか,まさにミステリー。
いずれにしても,激安だし,少し絞ると申し分ない画質になるので文句はないが,暗いレンズの多いNOFLEXARにあって,せっかくのF3.8なので開放で使いたいのが人情だ。
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