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2008年7月11日 (金)

超弩級お化けレンズの試写

このお化けレンズ,重量6kg,三脚の台座もなければ,ストラップもない。
完全手持ちさつえいしでしか撮りようがない。
微妙にインフが出ないので,
レンズとM42ヘリコイドを仮止めして使用した。
そのため,撮影中何度も外れ,レンズもカメラも落としそうになった。
5分も撮影していると手が震えだし,
まともにピント合わせできなくなってきた。
撮影とボディービルが同時にできるメリットはあるが,
実用性はほとんど無い。
この手の個性派レンズは描写のクセを活かすため,
無理しても撮影する意味がある。
しかし,このレンズの描写は…

さらにこのレンズ,焦点距離や開放F値等の表示は一切無い。
最初,レンズ名にあるMINOLTA ZOOM XGA/SXGA 2.2-4.0:1
CHRISTIE DEGITAL SYSTEMSの2.2-4.0:1をF値と勘違いした。
そのため,焦点距離100〜200mmくらいのズームと判断した。
ところが,EOS-5Dに取り付けたところ以外にも35〜70mmくらいのズームだった。
と言うことは,開放F値は…?

とにかく試写。
1枚目は庭の花を望遠側で最近接距離で撮影。
今にも雨が降りそうなどんよりとした梅雨空だが
シャッタースピードはいずれも1/6400だった。
2枚目は同じく望遠側で中間距離。
3枚目は望遠側で無限遠。
実は,M42ヘリコイドシステムLでは厚みがありすぎて
遠方は数十mまでしかピントが合わず,無限遠は少し甘い。

レンズ後群の径が62mmもあるので,最低でも中判で使えそうだが,
バックフォーカスが長いので,M42ヘリコイドで四隅が若干ケラれる。

4枚目は広角側の中間距離。
まるでトンネルから覗いているようなケラレ具合。
5枚目は無限遠。
望遠側以上にインフが出ない。
最短撮影距離で花を撮ろうと思ったらレンズに花が当たり,
花粉だらけになったので撮影中止。
インフが出ない分,かなり寄れる。

いずれにしても,ピントが合った部位は相当なシャープネス。
発色もニュートラルでごく普通の写り。
大きなボケを活かす以外に利用価値は少なそうだが,
これが意外にもボケない。
このレンズ実用性はともかく,人目を引くことは間違いない。

参考に,SIGMATEL YS F1.8 135mmを絞り開放で撮影した。
こちらは同じ条件でシャッタースピード1/2500程度。
1/6400でシャッターが切れるお化けレンズの開放F値は???
開放F値が暗くても?焦点距離が長い分SIGMATELの方がボケる。
こちらは発色も寒色系でクラシックな発色だ。

機材:EOS-5D,NIMOLTA ZOOM XGA/SXGA 2.2-4.0:1(写真1〜5),SIGMATEL YS F1.8 135mm 絞り開放(写真6〜7)
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