Kodak AERO-EKTAR 7Inch F2.5
最初にこのコダックエアロエクター7インチF2.5を見たとき,
てっきりライカブック95に中島章年氏がリポートしている個体そのものだと思った。
軍用航空カメラに搭載されたレンズを,
アルミ削りだしのライカLマウントの鏡胴に取り付けたもので,
氏のリポートによると前オーナーが作らせたもの(らしい)とある。
このレンズも,まさにその鏡胴が付いている。
しかし,手にとってよく見ると微妙に違う。
件のレンズは前枠に当たりによるへこみがある。
しかし,このレンズにはそれがない。
なにより,鏡胴が違うのだ。
件のレンズの鏡胴は,ヘリコイドを回すとヘリコイドリングが前に出て行くというものだが,
このレンズは,鏡胴そのものがヘリコイドリングの前から伸び出すという普通の造りだ。
しかし,見た目はそっくり。
おそらく,鏡胴の作者は同一人物と思われる。
まあ,能書きはともかく,早く写真を撮りたい。
ヘクトール20㎝F2.5とどう違うのか,楽しみだ。
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