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2007年11月 9日 (金)

ライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る八ヶ岳の赤

Leitz Hektor 120mmF2.5は,兄貴分の200mmF2.5と比べ
格段にコンパクトなので出番は遥かに多い。
中身は同じものと言われているライカL用のHektor125mmF2.5と比べても格段に小さい。
中身はお同じというものの,焦点距離も5mm違うし,
プロジェクターレンズなので,鏡胴は何も余計なものが無く,
細いのは当然として,肝心のレンズの径も小さい気がする。
しかし,通説では,このレンズをライカ用に流用したとされている。
ライカ用のレンズはとても高価で手に入らないが,
このレンズは,本体だけならヤフオクやジャンクコーナーを丹念に探せば
1000円程度で売られていることがある。
その場合,マウントやヘリコイドを自作加工する必要がある。
マウントは天体望遠鏡用のTマウントやジャンクレンズ,
タムロンのアダプトール2のマウントなどが利用できる。
ヘリコイドは,トミーテックのM42ヘリコイドシステムが便利。
つなぎ合わせはステップアップリングと
セメダインのエポキシパテを使う。
エポキシパテは,最初は粘土状だが,乾くと金属になる?という優れもの。
ただし,私が自作加工すると,専用工具や適当な材料がないので,
光軸がずれたり,オーバーインフになったり,
あるいはインフが出なかったりと,不具合が多い。
マツバラやムサシなどショップ加工物は2〜3万と多少値が張るが,
失敗の不安はなく,確実だ。
値が張る撮っても,ライカ用のヘクトールと比べ格段に安い。
ちなみに,これはマツバラさんの加工物。
また,レンズ本体を郵送するとマウントやヘリコイドを取り付けてくれるショップもあるが,
結構高価なようだ。

ところで,赤の描写はどうだろう。
ヘクトールは,レンズ構成が単純で,3群6枚か3群4枚のトリプレットタイプ。
このレンズは3群4枚のタンパールタイプとされているが,
色は華やかで描写に立体感がある。
ところが,描写はじゃじゃ馬で,きれいに滲みが出るかと思えば,
スッキリとシャープに写ったり,なかなか結果が読めない。
フードがないので,逆光だとシラーッとした描写になる。
プロジェクター用ヘクトールの共通の特徴として,
絞りバネが無いので,開放のみの描写となるため,
フォーカスを少し外れてもボケてしまうのに,
遠くの背景はあまりボケないという不思議な特徴がある。
うまくハマると,自分の腕が上がったのかと錯覚してしまうほど素晴らしい描写。
外れてもそれなりに面白い絵になる。
遊びで使う分には楽しめる1本だ。

機材:EOS 5D,Leitz Hektor 120mmF2.5,開放
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