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2007年5月 9日 (水)

NOVOFLEX NOFLEXAR600mmで撮影する八ヶ岳の野鳥

NOVOFLEX NOFLEXAR600mm F8とT-NOFLEXAR400mmF5.6のセットは中古カメラ市で入手し,銀塩時代は良く干潟でシギやチドリ,カモ類やウ,ハヤブサなどを撮影した。その後,デジタル時代になって同じく中古のサンニッパとニイイッパと2倍,1.4倍エクステンダーのセットに鳥撮りの主役の座を奪われた。

最近,写真を撮りに行く暇が無くて庭でばかり撮影していたが,このゴールデンウィークは久々に八ヶ岳に撮影に出かけた。久々ついでにNOVOFLEX NOFLEXAR600mm F8をメインの機材として鳥撮りに使用した。開放F8と暗いレンズだが,この時季は木々の葉が少ないので暗いレンズでも何とかなると思ったからだ。それでも,ISO800にしないとSSが稼げない。木の少ない開けた場所で,日が差すと1/1000以上のSSが出せるので手ぶれが少なくなる。もっとも,日がかげると数百分の一,針葉樹林帯に入ると数十分の一のSSになる。百駒撮って,ピント,ブレともに許容範囲なのは数駒あるかないかだ。結局,約400駒撮影し,使える駒は20駒程度だった。銀塩時代では使い物にならないが,デジタル時代なら何駒撮ろうとタダなので,むしろ,今やっと出番が来たといえそうだ。もっとも,ヨーロッパのネイチャー系のフォトグラファーは,その昔ライカフレックスとノボフレックス,コダクロームの組み合わせで鳥の撮影をし,数々の名作を残している。EOSとライカフレックスのファインダーの差もあるだろうが,プロの技術には驚くべきものがある。

肝心の描写だが,発色,コントラストもともにあっさり系だ。ピタッとピントの決まったところのキレは,サンニッパやニイイッパと比べるべくもないが,1群2枚のチープなレンズ構成からは想像する以上のシャープな描写で,十分満足できる。手持ち撮影ではサンニッパと2倍エクステンダーの組み合わせよりブレにくい。ただし,三脚に乗せるとバランスが悪くかえってブレる。やはり手持ちでこそこのレンズが活きる。ノボフレックスの600mmと400mmのコンビは山歩きの鳥撮りにはうってつけで,サンニッパとニイイッパのコンビより遥かに軽い。ただし,ピストックショルダーも付いてコンバットスタイルのこの異様な姿のレンズを持ち歩くには多少勇気が要る。ちなみに,専用の2倍エクステンダーも付属しているが,タダでさえ暗いレンズなので,まだ一度も使用したことがない。内蔵チューブが組み込まれており,それをワンタッチで引き出すとマクロと言うほどではないが,600mmにしては寄れる。花などの撮影も出来なくはない。

少し前に,ノボフレックスの600mm,400mm,2倍エクステンダーの組み合わせが新宿の中古カメラ店で8万円程度で売られていた。ノボフレックスは型の古いものほど高価なようで,ネットショップではより型の古い640mm,400mmのセットが198,000円で売られていた。ライカのようなコレクターズアイテムではないので,新しくて安い方が良いにきまっている。もっとも,型の古いものは重厚感があり,新しい型のレンズのようなチープさはない。ノボフレックスは,買ったは良いが,恥ずかしくて使えないという人が多いようで,私のものも,付属の取説は黄色く変色し,時代を感ずるものだったが,レンズはまるで新品のようだった。新宿で見た8万円のレンズもまるで新品だった。安くて描写も使い勝手も良いレンズだが,そのコンバットスタイル同様,オーナーにも勇気を要求するレンズのようだ。

EOS-5D,NOVOFLEX NOFLEXAR600mm F8開放,ISO800
_mg_0665_mg_0373_1_mg_0876_mg_0626_1
_mg_0703_mg_0864_1_mg_0616_mg_0822_mg_0506_mg_0759_mg_0610_mg_0682

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