Leitz Hektor 120mmF2.5で撮る明白院
明白院の枝垂れ梅をライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る。
ズイコーデジタルのクリアな描写と一転し,
マイルドな描写。
ハイライト部の光の滲みが何とも美しい。
こういう絵を見てしまうと病み付きになる。
そう言えば,最近は正統派のマクロレンズの出番がめっきり少なくなった。
以前は単焦点レンズでは90%がマクロレンズを使用していた。
後は広角と望遠で残りを占め,
標準系の単焦点は新しいカメラを入手したときについでに購入して試し撮りする程度。
一般撮影はズームばかり。
それが最近は変なセミクラシック単焦点レンズにはまってしまった。
フィルムカメラを使い始めた当初は100%単焦点で,
ズームは所有しても使い勝手が気に入らず,出番がなかったが,
だんだんあの当時に戻りつつある感じ。
それはE-1の新古を激安で入手したのがきっかけだ。
今回も,はじめズイコーデジタル7-14をプログラムモードで使用し,
ヘクトールに交換したが,
次の客が待っているので急いだため,
プログラムモードのままヘクトールで撮影してしまったが,
露出はきれいにそろっている。
EOSではこうはいかない。
露出優先モードにして絞りをF1.0に設定しないと露出がメチャクチャになる。
それがE-1の場合は設定に関係なく露出が合うから不思議。
メカのことはさっぱり分からないが,私のような慌て者には最適のメカだ。
ファインダーがもっと大きくて見やすいとクラシックレンズを楽しむには最高になる。
そろそろ次期E-1が登場するそうだが,
連射や画素数やライブビューよりファインダーが改善されているとありがたい。
ところで,このヘクトールだが,プロジェクター用の投影レンズなので絞り機構が付いていないので絞り込めない。
最後の写真のように,やや離れて花を一杯写し込むときに困る。
絞れないのでピントが一部にしか合わない。
ところが,花がこうもたくさんあると,どこへピントを合わせて良いやら迷ってしまう。
結局,どこにピントが合っているのか分からない写真になってしまった。
そろそろ本気で対物絞りを作らないと。
近所のハードオフに300mmのプロジェクター投影レンズが3.600円で出ていた。
よほど買おうかと思ったが,レンズの内部にカビが来ていたのでやめた。
プロジェクターレンズは分解の仕方が分からない。
それよりも,ソニーの3管式プロジェクターのジャンクが売りに出ていて,
そのレンズに私の目が釘付けになった。
135mmF1.0なのだ。
メーカーは不明だが,ソニーだからタムロンか?
そう言えば,バーコ(バルコ)の3管式にはノリタールなんていいう
懐かしい名前のレンズが付いていたっけ。
この135mmはキヤノンのニーイッパやサンニッパよりも径の大きそうな巨大なレンズが3個。
よほどこのレンズを取り出してE-1に取り付けようかと思ったが,
F1.0ではほとんどのシーンでE-1の最高速1/4000を超えてしまいそう。
それに3個も要らない。
レンズ単体だと数千円なのに,本体付きだと数万円になってしまい,
本体もゴミになる。
まして,3管式なんてバカでかすぎて,分解の暇が出来るまで置いておく場所もない。
レンズ単体の出物があるまで待つことにした。
| 固定リンク
「Leitz Hektor 120mm F2.5」カテゴリの記事
- HEKTOR 120mm(2011.10.17)
- ライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る八ヶ岳 その他(2007.11.11)
- ライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る八ヶ岳の黄(2007.11.10)
- ライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る八ヶ岳の赤(2007.11.09)
- ライツ ヘクトール120mmF2.5で撮る八ヶ岳(2007.11.08)
コメント